キン肉マンスーパーフェニックス
不死鳥ストレッチ、五体排骨手
≪タッグ技≫
超人デコレーション・ツリー
シングル
- ○キン肉マンビッグボディ(マッスル・リベンジャー)
タッグ
- フェニックスチーム(パートナー:マンモスマン、プリズマン)
- ○ソルジャーチーム(マッスル・リベンジャー)
- フェニックスチーム(パートナー:マンモスマン、ジ・オメガマン)
- ●キン肉マンチーム(7000万パワーマッスル・スパーク)
運命の五王子の一人で、キン肉マンの王位争奪編最大のライバル、キン肉マンスーパーフェニックスです。
知性の神に乗り移られる前は、父・フェニックス太郎と母・フェニックスシズ子の間に生まれた、フェニックスマンでした。
初期設定では、なぜかオーストラリア出身でした。
貧しい家庭で育ち、幼い頃からキン肉マンに激しい対抗意識を燃やしていました。
何かと小細工を弄する策略家であり、勝つためにはどんな卑怯な手段を使うことも厭わない性格です。
試合のルールやリングへの小細工など、自分の都合の良いように全て変更してしまいます。
意外に采配ミスも多く、ホントに知性の神が憑いているのかと疑ってしまいます。
しかしこの辺りについて、何も言わない超人委員会ってなんて不公平なんでしょう。
さらに試合だけでなく、『飛車角の迷宮』『血縄縛りの門』といったトラップまで仕掛けて、キン肉マンチームを消し去ろうとします。
とても卑怯で公正さを欠いていると思いますが、人数が増殖するキン肉マンチームに対抗するには、これくらい仕方なかったかも…と好意的に考えてみます。
また非常にワンマンかつ冷酷で、自分に忠実に働いてくれていたマンモスマンが大怪我を負った時には、あっさりと切り捨てようとしました。
さらに一度は妃にと求婚したビビンバに対しても、顔面に大怪我を負ってしまうと、もういらないと言ってのけます。
王たる品格なんて、あったもんじゃありません。
ネプチューンマンに対するSMチックな縛り方は、王と言うより女王様です。
ともかく、そのイヤなヤツ度は、キン肉マンと言う漫画の中でもトップであると言えるでしょう。
フェニックスは心臓に先天的な持病を抱えていたため、キン肉マンとの対戦中に心臓の病が発症し、弱ったところを7000万パワーマッスルスパークで倒されました。
結局は、キン肉マンのフェイスフラッシュによって、一命を取りとめています。
こうして書いていても良いところが全然無いフェニックスですが、まともに戦えばかなり強いです。
王位争奪戦一回戦では、キン肉マンビッグボディをキン肉族三大奥義の一つ、マッスル・リベンジャーであっけなく倒します。
準決勝ではキン肉アタルに苦戦するものの、やはりマッスル・リベンジャーで倒しています。
小細工を弄せず、真正面からキン肉マンと戦っていた方が、もしかしたら勝てたのではないか?とも思えます。
サタン復活編(仮)では、とある辺境の星でフェニックスマンとして畑を耕していたところ、再び知性の神のスカウトを受けました。
なぜか非常に長髪になっています。
キン肉マンⅡ世での活躍
究極の超人タッグ編で、いかにもフェニックスを思わせるアブソリュート・フェニックス(絶対的な知性)が現れ、マンモスマンを新星・ヘル・イクスパンションズから裏切りへと導いていました。