キン肉マン超人大全 ~へのつっぱりはいらんですよ!~

キン肉マンはかつて週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画です。
キン肉マンは戦うことによって形成される友情の美しさをテーマにし、大ヒットを飛ばしました。
キン肉マンの作中には無数の矛盾がありますが、そのいい加減さが今もなお愛される所以となっています。
キン肉マン消しゴム:略して『キン消し』も大ブームになりました。

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登場人物(行別)

登場人物(あ行)

アシュラマン

分類
悪魔超人→正義超人→悪魔超人
超人強度
1000万パワー
出身
魔界
身長・体重
203cm・200kg
必殺技
竜巻地獄、阿修羅魚雷、阿修羅バスター、改良阿修羅バスター
阿修羅稲綱落とし、アルティメット・阿修羅バスター
涅槃ツイスト、波羅蜜多ラリアット、阿修羅金剛絡み
雪花大輪咲き、魔界鳴辣封、地獄のキャンバス
阿修羅六道蓮華、阿修羅魚雷、アングリースープレックス
ブラッドユニット阿修羅バスター
≪タッグ技≫
地獄のコンビネーション、サンシャイン・マグナム
スカイハイ・クラッシュ、阿修羅火玉弾、八万地獄落とし
デモリッション・ジャーマン、プレッシャー・クッカー
対戦成績
シングル
  • △テリーマン(両者リングアウト)
  • ●キン肉マン(変形ツームストン・ドライバー)
  • △サタンクロス(両者ノックアウト)
  • ●ジャスティスマン(ジャッジメント・ペナルティ)
対戦成績
タッグ
  • はぐれ悪魔超人コンビ(パートナー:サンシャイン)
  • ○ビッグ・ボンバーズ(地獄のコンビネーション ※非公式)
  • ○ニュー・マシンガンズ(試合放棄)
  • ●マッスル・ブラザーズ(マッスル・ドッキング)
  • ザ・デモリッションズ(パートナー:ボルトマン)
  • ○ブラッド・エボリューションズ(魔の四角窓)
  • ●ザ・坊ちゃんズ(マッスル・グラヴィティ)
タイトル暦
  • 超人ランバージャック選手権
  • 残虐超人ヘビー級
  • 悪魔超人カーニバル優勝('79)

悪魔六騎士の一人、アシュラマンです。
初登場時はインド出身のクモの化身超人と言う設定でしたが、いつのまにか魔界の王子(プリンス)へと昇格していました。
その魔界では『坊ちゃま』と呼ばれていたりします。
かつて祖先がミロスマンという完璧超人の腕を奪って自分に付けたため、アシュラ一族は複数の腕を持って生まれてくるようになったそうです。
作者のゆでたまごいわく、「最初は捨てキャラとして考えていた」そうです。

6本の腕を持ち、その身体的特徴を活かして『阿修羅バスター』などの普通の超人にはできない技を使います。
また腕を無くしても、死んでいる超人および死にぞこないの超人の腕から奪い取ることができます。
また、笑い・怒り・冷血の3つの顔を持っていますが、素顔は泣き顔で、それを隠すためにマスクを付けていたという無茶苦茶な設定になっています。

黄金のマスク編では、『地獄めぐりNo.5・竜巻地獄』でテリーマンと戦い、阿修羅バスターなどを駆使してテリーマンを苦しめました。
実質、ほとんど勝っていたようなものでしたが、バッファローマンの腕に助けられたテリーマンに両者リングアウトに持ち込まれてしまいました。
テリーマンとの戦いの後、日本アルプス特設ドームでキン肉マンと対戦し、キン肉バスターを完全に破りました。
しかし、自分も阿修羅バスターを破られ、キン肉ドライバーの前身となる変形ツームストンドライバーで敗れました。

その後サンシャインとはぐれ悪魔超人コンビとして宇宙超人タッグトーナメントに出場し、正義超人から友情を奪って苦しめました。
ニュー・マシンガンズ戦ではテリーマンのラフファイトに意表を突かれますが、ジェロニモの経験不足から次第にニュー・マシンガンズを圧倒。
テリーマンの肩のスターエンブレムを降伏の証として奪い、勝利します。

準決勝ではマッスル・ブラザーズとランバー・ジャック・ゴンドラ・デスマッチで対戦。
グレートの正体がカメハメではないことを暴いてキン肉マンの動揺を誘いますが、パートナーのサンシャインが友情の力を魅せつけられて戦意喪失。
アシュラマン自身もサンシャインの友情に涙を見せるなどの波乱を経て、マッスル・ドッキングで敗れました。
2時間10分という物凄く長い試合時間でした。
そして試合後になぜかネプチューンマンに三面のマスクを狩られてしまいました。

キン肉星王位争奪編では超人血盟軍の一人としてソルジャーチームに参加しますが、最初はザ・ニンジャと共にチーム入りを渋っていたようです。
悪魔超人から足を洗い、正義超人としてかつての家庭教師であったサムソン・ティーチャーサタンクロス)と戦いました。
命の恩人との戦いということもあって苦戦しますが、最後は互いに大技を掛け合い、引き分けに終わりました。
その後、キン肉マンチームを飛車角の迷宮から脱出させるため、その身を犠牲にしています。

完璧・無量大数軍編では、悪魔超人の代表として三属性不可侵条約に調印しました。
王位争奪編で正義超人に鞍替えしたはずだったでは…?
また悪魔将軍が禁断の石臼を逆回転させて超人墓場と現世を繋げたことにより、超人墓場に侵入を開始しました。
そこから繋がった故郷の魔界に姿を現し、完璧超人始祖・陸式(パーフェクトシックス)ジャスティスマンと対戦。
ミロスマンの記憶が染みついた腕の攻撃は全て見切られてしまうため、序盤は劣勢に追い込まれています。
しかし全ての腕を切り落とし、死んでいった悪魔超人たちの腕を生やすことで攻勢に。
ブラッドユニット阿修羅バスターでジャスティスマンの脳天破壊を試みましたが、硬度10を誇るジャスティスマンの脳には通じませんでした。
結果、完璧・陸式奥義ジャッジメント・ペナルティを喰らい、顔の三面と悪魔超人たちの腕を完璧に破壊されて敗れました。

強豪超人には違いないのでしょうが、シングルでの対戦成績はけっこう悪いです。
一度戦った超人とはあまり再戦することが無いキン肉マンの世界において、テリーマンと三回、キン肉マン、ケビンマスクとは二回ずつ戦っています。

両親は魔界の王女王ですが、アシュラマンに「人を憎め」と教え込んでいる割には、かなりアシュラマンを可愛がっている、子煩悩な両親でした。

また、頭の冠を外すと大仏のようなブツブツ頭で、見るからに格好悪くて気持ち悪いものでした。
かなりのイメージダウンです。

キン肉マンⅡ世での活躍

キン肉マンⅡ世ではデーモンシードNo.6として登場しました。
一度は正義超人になったアシュラマンでしたが、息子のシバを殺害して以来、正義超人に宗旨替えしてしまったことを悔い、恐怖の将の誘いによって悪魔超人に返り咲きました。
そして老獪で経験豊富な58歳の頭脳と、恐怖の将のジェネラル・ストーンによって若返った現役時代の肉体を持つリボーン・アシュラマンとして活躍しました。

以前よりも六本の腕をフル活用した技が多く、アルティメット・阿修羅バスターなどでキン肉万太郎を多いに苦しめました。
最後はマッスル・グラヴィティに敗れ、悪魔将軍に離反したあと、サンシャインと共に去って行きました。

息子を失って身体を鍛える気も無くなっていたのか、ジェネラル・ストーンを受け入れる前はヨボヨボのおじいちゃんでした。
まだ還暦前だというのに。

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